警察、性的接待・横領でV.Iの逮捕状請求

V.I
警察、性的接待・横領でV.Iの逮捕状請求

 警察が、性的接待およびクラブ「BURNING SUN(バーニングサン)」の資金横領疑惑を持たれている人気グループBIGBANGの元メンバー、V.Iの逮捕状を請求した。

 マネートゥデイが報じたところによると、ソウル地方警察庁は8日、売買春あっせんおよび特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)の容疑でV.Iとユリ・ホールディングスのユ・インソク前代表に対する逮捕状を請求したという。

 警察は、今年3月10日にV.Iが被疑者となってからおよそ2カ月でV.Iの逮捕状を請求することになった。V.Iはこれまで、売買春あっせん、横領など、さまざまな疑惑をめぐり参考人として7回、被疑者として10回、計17回にわたり取り調べを受けてきた。

 2人は2017年にフィリピンのパラワン島で開催されたV.Iのバースデーパーティー、2015年のクリスマスパーティーで外国人投資家に対し性的接待を行ったとされる。警察は、フィリピンでのパーティーに出席した女性たちから性的関係があったという供述を確保し、関係者の口座も追跡するなど、性的接待との関連性を調べてきた。

 その後、ユ・インソク前代表は警察の調べに対し、性的接待があったという趣旨の供述を行い、容疑をおおむね認めた。

 警察によると、「BURNING SUN」をめぐる資金横領金額はおよそ20億ウォン(約2億円)に達するという。また、警察は、横領金額がV.Iとユ・インソク前代表が共同経営していたクラブ「MONKEY MUSEUM(モンキーミュージアム)」のコンサルティング料、「BURNING SUN」の賃貸料上昇分などとして流れていたものとみている。

ユン・サングン記者
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