【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループBIGBANG(ビッグバン)の元メンバー、V.I(ヴィアイ、本名イ・スンヒョン)さん(28)が海外投資家に売春をあっせんした疑いで立件された問題で、ソウル地方警察庁は23日午後1時にV.Iさんを再び出頭させ約10時間にわたり取り調べを行った。
警察は、2015年12月にV.Iさんが投資会社ユリホールディングスの共同設立者で同社前代表のユ・インソク氏とコミュニケーションアプリ「カカオトーク」で交わしたメッセージの内容を根拠に売春あっせん疑惑を捜査してきた。
これとは別に、15年に日本人事業家のために開いたクリスマスパーティーと17年末にフィリピンの離島で開かれたV.Iさんの誕生日パーティーで売春行為があったとの疑惑も持ち上がっている。
警察は誕生日パーティーに参加した女性から実際に性関係があったとの供述を得たが、この女性たちはパーティーに参加した男性と自発的に関係を持ったとし、誰かから指示を受けたことはないと話したという。
また、警察はV.Iさんが役員を務めたソウルのクラブ「バーニングサン」に関連し、不透明な資金の流れを捉えた。バーニングサンを運営していた法人「バーニングサンエンターテインメント」の大株主で実所有者でもあるチョンウォン産業とユリホールディングスに横領が疑われる資金が流れたことを確認。V.Iさんとユ氏は横領容疑でも立件された状態だ。