少女時代のスヨン(29、本名チェ・スヨン)が映画『デッドエンドの思い出』(チェ・ヒョンヨン監督)のユミ役について「満足している」と語った。
スヨンは3月28日、ソウル市鍾路区のカフェで『デッドエンドの思い出』のラウンドインタビューに臨んだ。
『デッドエンドの思い出』は、人生に行き詰まった主人公が見知らぬ土地での新たな出会いを通じ、傷を癒していく物語を描く。よしもとばななの同名小説が原作だ。
スヨンは劇中、恋人のテギュ(アン・ボヒョン)を訪ねて名古屋を訪れる韓国人女性ユミを演じた。ユミは偶然立ち寄ったカフェ「エンドポイント」で店長の西山(田中俊介)と出会うことになる。
スヨンは「『デッドエンドの思い出』が制作されるに当たって、とにかく女性監督であるべき、という制作者さんの考えがあった。私としても、女性脚本家、女性監督、女性キャラクターと共に映画を作ったというところに大きな意味がある」と語った。
さらにスヨンは「物語が完全にユミの視線を追っていくのがよかった。実際、原作ではユミと西山の間に微妙な感じがある。映画ではそれを取り払って、全てユミが抱く感情をひたすら追っていくというところに満足を感じた」と振り返った。
また、韓国公開を前に、怖くてドキドキする気持ちも同時に抱いていると告白。「私は、やらかしてしまってから考えるタイプ」というスヨンは「ソロアルバムを出して、映画で主人公を演じることになって、『私が責任持ってやるべき映画』『私が責任持ってやるべきプロジェクト』という事実を今ようやく実感している。怖胃のと同時にドキドキする」と語った。
『デッドエンドの思い出』は4月4日公開。