CJ第一製糖が4月11日、10-20代の女性消費者をターゲットにした「スパム」限定商品を発売した。
今回発売された限定商品はイラストエッセイ『そんな日に君がいて』と手を組んで開発されたもので、10-20代の女性たちが好きな本のさまざまなイラストをパッケージにデザインしている。
『そんな日に君がいて』は、ポータルサイトで読者数40万人を抱える作家チェ・ジョンヒョンのエッセイで、10-20代の女性たちから共感を得て、人気を集めている。CJ第一製糖はスパム製品に『そんな日に君がいて』を適用し、10-20代に新たに歩み寄り、認知度を高めていく方針だ。
また、今回の限定販売に合わせ、スパム・ブランドのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)公式アカウントで消費者イベントも開催。「日常生活の中で感じられたスパムの瞬間」を募集し、本やスパム限定商品を贈呈するというものだ。また、教保文庫、YES24、アラジンなどオンライン書店で該当の本を購入すると、スパム限定商品が贈呈される。ロッテマートではスパムをかたどった大きなケースにスパムを入れた「ジャイアントスパム」を購入すると、イラストが描かれたハガキがもらえる。
CJ第一製糖はイメージでしか存在しない架空のスパム製品をオンライン上で披露し、話題を集めている。スパム歯磨き粉、スパム味の焼き塩などをスパムのFacebookやインスタグラムなどSNSにアップしており、実際に商品化する計画があるのか、大きな関心を集めている。
CJ第一製糖 HMR Canfoodチームのヤン・ソンギュ課長は「長寿ブランドであるスパムが若い消費者とコミュニケーションを図る機会になればと、今回のイベントを企画した。あらゆる年齢層の消費者がスパムを日常生活において親しみのある商品をして認識できるよう、さまざまなマーケティング活動を引き続き繰り広げる方針だ」とコメントした。