無免許、飲酒、逃走…ソン・スンウォンに1審で懲役1年6カ月

無免許、飲酒、逃走…ソン・スンウォンに1審で懲役1年6カ月

 無免許・飲酒運転で事故を起こし、逃走した罪で拘束・起訴された俳優ソン・スンウォンが、懲役1年6カ月の実刑を言い渡された。

 ソウル中央地裁刑事7単独部(裁判長:洪起燦〈ホン・ギチャン〉部長判事)は11日午前、ソン・スンウォンに対し特定犯罪加重処罰法(特加法)の違反(逃走致傷)などについて有罪を認め、このように言い渡した。

 同裁判部は「被告は以前にも飲酒運転で2回罰金刑を受けた前歴があるにもかかわらず、再度事故を起こし、事故対応に当たる警察に、同乗者が運転していたという趣旨の供述を行って責任を免れようとする姿を示しており、罪状はよくない」と指摘した。

 その上で「また、交通事故犯罪の中でも刑が重いものの一つに挙げられる致傷後逃走の罪を犯したため、皮肉にもいわゆる『ユン・チャンホ法』を適用できなくなった。しかし、飲酒運転を厳しく罰するという立法趣旨は同事件にも反映されるべきだという点を看過することはできない」と、量刑理由について説明した。

 ソン・スンウォンは、飲酒運転で事故を起こしたら処罰を強化する特加法の危険運転致傷罪、いわゆる「ユン・チャンホ法」で起訴された。同裁判部は、ソン・スンウォンが飲酒運転で人をひいて逃走したことから、法理的な理由によりユン・チャンホ法ではなく特加法上の逃走致傷罪を認めた。

キム・ユンジ記者
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