盗撮問題で波紋を起こした歌手チョン・ジュニョン(30)が、自筆の謝罪文と共に、自身に対する全ての容疑を認めると表明した。
チョン・ジュニョンは21日午前、「性暴力犯罪の処罰等に関する特例法」に定める盗撮(カメラ利用等撮影)の容疑に関して令状実質審査を受けるため、ソウル中央地裁に姿を現した。これに先立ち検察は19日、同法のカメラ利用等撮影の容疑でチョン・ジュニョンの事前拘束令状を地裁に請求していた。
チョン・ジュニョンは21日午前9時30分に姿を現し、「申し訳ありません。僕は許されない犯罪に及びました。僕に対する全ての容疑を認めます」と表明した。
この日のチョン・ジュニョンは、以前警察に出頭したときとは違って紙に書いてきた内容を読み上げる姿を見せ、顔を上げることはなかった。
チョン・ジュニョンは「僕のせいで被害に遭った女性と、これまで僕に多くの関心や愛情を示してくださった全ての方に、あらためて伏してお詫びします。今後も捜査のプロセスには誠実に臨み、生涯反省しつつ生きていきたいと思います」と語り、それ以上は取材陣の質問も受け付けることなく建物の中に入っていった。
チョン・ジュニョンは2015年末から、歌手V.I(28、本名:イ・スンヒョン)などが参加するカカオトークのグループチャットルームで、性関係動画など違法な撮影物を数回にわたってシェアした疑いが持たれている。