KARAの元メンバー、ク・ハラの元交際相手が、私的な動画をばらまくとして脅迫・傷害などの容疑で在宅起訴され、裁判に持ち込まれた。一方、ク・ハラには起訴猶予処分が下された。
ソウル中央地検女性児童犯罪調査部は1月30日、元交際相手を性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用して撮影)および脅迫などの容疑で在宅起訴した。元交際相手は昨年8月、ク・ハラの意思に反し、背中や脚の写真を撮影した疑いを持たれている。
なお、元交際相手は昨年8月に内緒で背中や脚の写真を撮影したほか、9月にはク・ハラと争う過程で腕や脚に打撲傷を負わせ、私的な動画をばらまくと脅迫したという。
検察は、元交際相手がメディアに「ク・ハラに関する写真と動画を送る」と連絡したが、実際には写真や動画を送っていなかったことを確認。これを受け、検察は性的暴力処罰法上、動画流布の容疑については「嫌疑なし」とした。
一方、検察はク・ハラについて、争う過程で元交際相手の顔を引っかいて傷を負わせた事実は認めたものの、元交際相手が先にひどく罵倒して暴力を加えた点、元交際相手から動画をばらまくと脅され精神的苦痛を受けた点などを考慮し、起訴猶予処分を下した。