大統領府(青瓦台)は1月22日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領による2019年旧正月(今年は2月5日)の贈り物を公開した。
このたび公開された贈り物は、韓国の各地域を代表する伝統食品5種のセット。全羅南道潭陽郡の茶食(韓国の伝統菓子)と手作り薬菓(韓国の伝統菓子)、もち米を熟成発酵させた菓子に色鮮やかな果物や穀物の味を加えた江原道江陵市のコシボル(韓国の伝統菓子)、サクサクしていて甘みのある忠清北道報恩郡の油菓(韓国の伝統菓子)、そして香しい松葉酒まで、5種類の伝統食品をセットにした。
また、新年に抱く期待や願いを込めた文在寅大統領と妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏によるあいさつ状も贈り物に添えられる。あいさつ状には「いつにも増してときめきが大きい新年です。三・一運動や臨時政府樹立100周年を迎えました。昨日よりはきょう幸せな国になれるよう、一日一日国民の暮らしを取りまとめていきます」とつづられている。
今回の贈り物は、国家のために献身した人や国家功労者、社会的に温かい手を差し伸べる必要のある人たちなど、およそ1万人に伝達される。