俳優ウォンビンの故郷・江原道に「ウォンビン通り」ができる。
江原道旌善郡は1月17日、餘糧面アウラジ一帯に「ウォンビンが遠足に行った道」を造成する、と発表した。餘糧面はウォンビンの故郷だ。ウォンビンは2015年に旌善郡の麦畑で女優イ・ナヨンと結婚式を挙げた。
「ウォンビンが遠足に行った道」は2020年までに、アウラジ6キロメートルの区間につくられる。事業費として45億ウォン(約4億5000万円)が投入される。この道は餘糧面アウラジ1橋をスタートし、タンノモ、コッピョルジェを過ぎ、チュレ村へと続く。コースには長さ250メートルの吊り橋や歩道橋、松林、休憩所などができる。
道のスタート地点であるアウラジは、平昌郡道岩面から流れる松川と三陟市下長面から流れる骨只川が合流する場所で、四季を通じて美しい風景を楽しめる。骨只川近くの広い松林があるタンノモは以前、学生たちがよく遠足に訪れた場所だ。ツツジが最も早く咲く崖の道という意味のコッピョルジェでは、朝陽江の景色を目にすることができる。チェ・スンジュン旌善郡守(郡の首長)は「地域出身の俳優ウォンビンさんを前面に出し、さまざまなテーマの観光スポットを開発し、地域経済の活性化を目指したい」と語った。