ラッパーMicrodotの両親に詐欺疑惑が持ち上がっている件で、被害者との和解が試みられていたことが分かった。
SBS funEは11日、Microdot側が一部の詐欺被害者と個別に接触したと報じた。
報道によると、Microdotの両親は関係者を通して「被害者と和解する意思があり、Microdot、Sanchezの兄弟も今後韓国で活動したいと考えているので、手遅れになる前に和解をしようと思う」と被害者に立場を伝えたという。和解の条件は、20年前の債務について元金を返済するというもの。
これに対し被害者側は「アジア通貨危機のころ数千-数億ウォンを借りて姿を消し、20年経ってから現れて元金を返したいとはあきれる。遅くはあるが、韓国へ来て被害者に誠意ある謝罪をして、責任ある弁済の意思を示すべき」という反応を示していると伝えられている。
Microdotの両親は、忠清北道堤川松鶴面で牧場を営んでいた1997年、知人から20億ウォン(現在のレートで約1億9400万円)台の金を借りて行方をくらました疑いが持たれている。Microdotは、両親の詐欺疑惑のため『都市漁師』(チャンネルA)などの番組を降板した。忠清北道の堤川警察署によると、Microdotの両親は現在、インターポールを通して詐欺容疑で「赤手配」されている。