【ソウル聯合ニュース】韓国の人気男性グループ、BTS(防弾少年団)がワールドツアー「LOVE YOURSELF」を再開する。
先月の台湾公演以降、韓国での各種授賞式やテレビ局の音楽イベントに参加していたBTSは12、13日のナゴヤドームからワールドツアーを再開し、4月まで予定された11回の公演を開催する。
日程は日本と東南アジアの主な都市が残った。ナゴヤドームに続き、19日にシンガポール、2月16、17日に福岡ヤフオク!ドーム、3月20、21、23、24日に香港、4月6、7日にタイ・バンコクで開催される。所属事務所のホームページによると、全公演のチケットが完売した。
昨年8月にソウルから始まったワールドツアーは北米と欧州で32万人の観客を集めた後、日本ドームツアーにつながった。
日本ドームツアーは昨年11月の東京ドーム、京セラドーム大阪に続き、今月のナゴヤドーム、2月の福岡ヤフオク!ドームまで、4都市9公演の合計38万人規模で開催される。
BTSは2017年10月にデビュー後初となるドーム公演を京セラドーム大阪で開催。約1年でドームツアー開催するほどの成長を見せた。
東南アジア公演も前回よりも規模が拡大している。シンガポール公演が行われる国立競技場は5万5000人規模の多目的スタジアムで、香港公演も1万~1万5000人規模のアリーナで4回にわたり公演が行われる。
タイ公演で使われるスタジアムは6万5000人規模で、当初は4月6日のみだったが、早々に完売したため7日の公演が追加された。
アジア圏での公演を手がける業界関係者は「舞台デザインや設備規模により実際の観客数は変わるが、すべて数万人規模のスタジアム級での公演という点で北米欧州と同じくらいBTSのアジア地域における人気が強大であることが分かる」と話した。