韓国系カナダ人の映画女優サンドラ・オー(47)が、ハリウッドの歴史に新たな1ページを書き加えた。
サンドラ・オーは6日(現地時間)、第76回ゴールデン・グローブ賞の授賞式で共同司会を務めたのに続き、『キリング・イヴ』でドラマ部門最優秀主演女優賞を受賞した。ゴールデン・グローブ賞の歴史上、アジア系の俳優が授賞式の司会を務めたのは今回が初めて。またゴールデン・グローブ賞ドラマ部門でアジア系の女優が主演賞を受賞するのは、1981年『将軍 SHOGUN』に出演した島田陽子以来38年ぶり。
サンドラ・オーは6日、受賞の所感で、献身的な愛でしっかりと支えてくれた両親に感謝を伝えた。サンドラ・オーは「私がこの上なく感謝している2人が、ここに来てくれている。私の母と父に、感謝申し上げたい」と英語で語ったあと、韓国語で「お母さん、お父さん、愛してる」と叫んだ。
サンドラ・オーは、先に授賞式の司会を始めるにあたり「正直言って、今夜このステージに立つのは怖い。(けれど)皆さんを見ながら、変化の瞬間を見守りたい」と、特別な感想を語った。
さらにサンドラ・オーは、震える声で「私はバカじゃない。来年は(今年とは)違うだろう。けれど今この瞬間は本物。信じなさい。なぜなら、私は今、皆さんを見ていて、皆さんは私を見ているのだから」と語った。