「韓国のグランドキャニオン」と呼ばれる江原道三陟市道渓邑 の桶里峽谷一帯にガラスでできたスカイウォークが設置される。
三陟市は12月20日、桶里峽谷の上段部にある美人の滝近くの広さ43万4250平方メートルの敷地にガラス製のスカイウォークと吊り橋、モノレールなどを設置する「道渓美人の滝ガラス製スカイウォーク造成事業」を推進すると発表。2019年下半期から本格的に工事を開始し、2022年に完成する予定だ。
桶里峽谷は1億年前から繰り返された断層運動と浸食作用により、V字型の渓谷をなしている。長さ10キロメートル、岸壁の高さは270メートルに達する。渓谷の上流には高さ30メートルの美人の滝がある。渓谷の周辺には奇岩怪石があり、見事な景色が広がっている。
ガラス製スカイウォーク造成事業は、ガラスの橋体験コース・山林レジャースポーツコース・山林ヒーリングコースという三つのテーマ別コースからなる。キム・ヤンホ三陟市長は「美人の滝一帯にガラス製のスカイウォークなどが開発されれば、スリルや奇岩怪石を楽しもうという観光客が大幅に増えるだろう」と語った。