「人生、終わるまでは分からないと思いました。私のことを見て、多くの方々に希望を持ってほしいです」
女性お笑いタレントのイ・ヨンジャが女性タレントとしては初めての芸能大賞2冠王、17年ぶりの「MBC放送芸能大賞」女性受賞者、1992年「MBC新人賞」以来26年ぶりの大賞に輝いて語った言葉だ。
イ・ヨンジャは29日午後、ソウル市麻浦区のMBCメディアセンター1階公開ホールで行われた「2018 MBC放送芸能大賞」授賞式で栄光の大賞を受賞した。22日には「2018 KBS芸能大賞」も受賞しており、今年2回目の大賞受賞だ。
これまでの27年間の歩みを振り返ってみると、決して順風満帆なことばかりではなかった。イ・ヨンジャは1991年にMBC『ギャグ・コンテスト』で華やかにデビュー。強めのキャラクターを前面に押し出し、地上波3局で引っ張りだこになったスーパールーキーだった。ところが、飛ぶ鳥を落とす勢いだった2001年、ダイエットの広告でのうそが発覚し、致命的なイメージダウンとなった。自ら「好感度ゼロでCMがなくなった」と言うほど、その影響は大きく、かなり長い間及んだ。
受賞の感想を求められると、イ・ヨンジャは「今後も皆さんからいただいた愛を私が独り占めするのではなく、(ほかの人にも)流れていくようにします。もっとステキなお笑いタレントになりたいです」と語った。