来年はトップ俳優が相次ぎ兵役終了 キム・スヒョンやイ・ミンホ

来年はトップ俳優が相次ぎ兵役終了 キム・スヒョンやイ・ミンホ

【ソウル聯合ニュース】韓国だけでなく中華圏でも人気の韓流スターや、ドラマ出演すればヒット間違いなしと言われる俳優など、2019年はトップ俳優たちが相次いで兵役を終える。

 トップバッターは陸軍で服務中の俳優チュウォンだ。来年2月15日に除隊する。「製パン王キム・タック」(10年)を皮切りに「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」(11年)、「カクシタル」(12年)、「7級公務員」(13年)、「グッド・ドクター」(13年)、「ヨンパリ~君に愛を届けたい~」(15年)、「猟奇的な彼女」(17年)まで、チュウォンの出演ドラマはこぞって高い視聴率を得た。除隊後にどんな作品を選ぶのかが関心を集める。

 春には韓流スターのイム・シワン(除隊日19年4月10日)、イ・ミンホ(同19年5月11日)、チ・チャンウク(同19年5月13日)が兵役を終える。

 陸軍で服務している男性グループZE:A出身のイム・シワンは、優れた演技力で役者としての地位を確立し、ドラマや映画での活躍で韓国だけでなく海外にもファンが多い。

 イ・ミンホは過去の交通事故で足をけがしたことから、兵役を代替する社会服務要員としてソウルの社会福祉館で勤務している。「花より男子~Boys Over Flowers」(09年)、「個人の趣向」(10年)、「シティーハンター in Seoul」(11年)、「シンイ―信義―」(12年)、「相続者たち」(13年)、「青い海の伝説」(16年)とドラマ出演を重ねて韓流スターにのし上がった。米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍に反対した中国の「限韓令(韓流制限令)」の緩和が期待される来年、華やかな復帰を遂げるかどうかが注目される。

 チ・チャンウクもイ・ミンホに劣らぬ韓流スターだ。現在は陸軍で服務中で、先ごろ軍のミュージカルにも出演した。「笑ってトンヘ」(10年)、「ペク・ドンス」(11年)、「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」(13年)、「ヒーラー~最高の恋人~」(14年)、「THE K2~キミだけを守りたい~」(16年)、「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」(17年)などのドラマに出演し、中華圏で大きな人気を得た。

 続いて、男性グループ2PMのメンバーで俳優としても活動するテギョン(除隊日19年6月3日)と、人気韓流スターのキム・スヒョン(同19年7月22日)が軍服を脱ぐ。

 陸軍で服務するテギョンは先ごろ俳優ソ・ジソブの所属事務所51Kと専属契約を結んだ。除隊後は役者として本格的な演技を見せるつもりのようだ。

 韓流スターの中でもトップに挙げられるキム・スヒョンは、入隊直前に出演した映画「リアル」を除くと、映画「10人の泥棒たち」(12年)と「シークレット・ミッション」(13年)、ドラマ「太陽を抱く月」(12年)と「星から来たあなた」(13年)など出演作の大半がヒットを飛ばした。

 芸能界では「限韓令が始まるころに入隊して解かれるころに兵役を終えるキム・スヒョンとイ・ミンホは、本当にスター性に恵まれている」という笑い話もあるという。2人が今後、実際に限韓令を抑えるほどのパワーを見せられるかどうかが注目される。

 テレビ関係者は18日、「来年もドラマの制作本数は増え続けるだろう」と述べ、「主役級男優の不足解消が期待され、特に中国市場で需要が高い一部の俳優は限韓令緩和ムードの中でさらなる注目を集める可能性がある」と見通した。

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