韓国の地方空港のうち、大邱国際空港の利用者が大幅に増えている。
韓国空港公社大邱支社によると、今年10月までに大邱空港を利用した搭乗客は333万4931人で、前年同期間(290万3499人)に比べ15%ほど増加したという。また、大邱と日本を結ぶ便も増えており、現在東京や大阪など、一日20便余りが運航中だ。
では、外国人がどのような理由で大邱国際空港を選んでいるのか、朝鮮日報日本語版では直接日本人に聞いてみた。日本人200人を対象に「大邱国際空港を利用した理由」に関するアンケート調査を実施した結果、「運賃が安い」という回答が42%で1位だった。地域や時間によって異なるが、通常は運賃2万円ほどで大邱を訪れることができる。そのほか「都市へのアクセス」(28%)が2位、「飛行機の時間帯がよい」(20%)が3位に入った。
また、大邱に関する情報収集経路に対する質問では、41%がインターネット検索と答え、大邱市の公式フェイスブックという回答が30%で後に続いた。3位は書籍または雑誌(15%)で、旅行会社という回答は10%未満だった。
大邱国際空港は、韓国の忠清道と慶尚道、釜山を結ぶ拠点となる空港で、韓国高速鉄道(KTX)を利用することができる東大邱駅、高速市外バスターミナルも車で10分ほどのところにある。