歌手のRain(ピ)が、母親の詐欺疑惑について「根拠のない主張」だとして、法的手続きを進めると表明した。
所属事務所レイン・カンパニー側は30日、公式見解を通して「詐欺を主張する相手側の虚偽の主張に、一つ一つ対応はできない。虚偽の主張を続ける場合、関連の録取記録の一部を公開して、原本は警察署に提出する」とコメントした。
次いで事務所側は「詐欺を主張する相手側が公開した一方的な帳簿は借用書ではない。また、借りたという証拠にはなり得ない。これは、いつでも、一方的に記載ができるため。主張する債務の金額は、双方が持っている『借用書』や『手形原本』といった、これを証明できる根拠書類で算出されるべきもの。一方しか持っていない帳簿は、いつでも、いかなる形でも任意に追加の自由記載が可能なため」と説明を付け加えた。
また同事務所は、相手方が1988年から2004年までRainの母親が店を運営したと主張していることについても、Rainの母親は2000年に死去したことを明らかにし、相手方の主張には信頼性がないとコメントした。
その上で、レイン・カンパニー側は「病で亡くなったRainの母は、最期まで入院費がなかった。母が故人になったことに今も罪責の念を持っているRainにとっては致命的な傷。『借用書の原本』を確認させてもらえたら、全額を弁済したい。最後に、当社は、故人となられたRainの母親の名誉を回復することについて、時間がかかってでも正当な法的手続きを進める」というコメントで公式見解を締めくくった。