俳優ハ・ジョンウが27日に開かれたエッセイ『歩く人 ハ・ジョンウ』の出版記念記者懇談会で、ウォーキング、そして絵画が俳優としての自分を支える2本の軸だと語り、注目を集めた。
俳優にして監督であり、画家としても活発に作品活動を続けているハ・ジョンウは「ウォーキングと絵画は、俳優としての僕を支えてくれる2本の軸だという思いがある」と語った。
ハ・ジョンウは「歩くことで得るものや、絵を描くことで悟るもの、何かの転換、そういう部分においてウォーキングと絵画は、僕にとって大きな慰め、癒しになっていける養分のようなもの」と説明した。
またハ・ジョンウは「本を書いたからといって、作家になったとは思わない。絵も同じ」と言い、「自分が整理した日記帳のようなもので、そういうものを分かち合いたかった。さらに言うと、絵もそのようなもの。自分自身を癒し、できないことをキャンバスを通してぶちまける、そんなものだという思いがある」と説明した。
さらにハ・ジョンウは「そういうわけで、もっと何かに挑戦したいという気持ちはないように思う。僕は、勉強して俳優として真面目に一生懸命やっていくだけでも大変。ほかの何かに挑戦すると思ったことはなかった」と付け加えた。