防弾少年団に続いて、今度はTWICEだ。日本の右翼勢力が、TWICEのダヒョンが「慰安婦Tシャツ」を着ていたことをめぐり「反日活動家だ」と問題視した。
小野寺秀(まさる)・前北海道議会議員は13日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通して「原爆Tシャツで日本人を敵に回したBTSがNHKの紅白落選!これは朗報だが、実は2回目の出場を決めたtwiceのメンバーのダヒョンさんが『慰安婦Tシャツ』を着ていたことが判明。このTシャツの売り上げは韓国の理不尽な慰安婦活動の資金源に…。NHKはこんな反日活動家を紅白に出場させるのだ」と主張し、写真を掲載した。
公開された写真でダヒョンは、MARYMONDのTシャツを着ている。MARYMONDは、元慰安婦を支援するプロジェクトを行っている。
MARYMOND側は今年9月、SNSの公式アカウントに、ダヒョンがこのTシャツを着ている写真を掲載して「元慰安婦を支援する良い趣旨に賛同するダヒョンはすごく素敵」と伝えたことがある。
このところ日本の極右勢力は、光復節Tシャツを着た防弾少年団のジミンやTWICEなどKポップ歌手のことを問題視し、嫌韓の雰囲気をあおっている。
なおTWICEは、昨年に続いて今年もKポップの歌手としては唯一、日本の代表的な年末特集歌番組『紅白歌合戦』の出演リストに名を連ねた。