【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が日本ドームツアーのスタートとなった2日間の東京ドーム公演を成功裏に終えた。
所属事務所のビッグヒットエンターテインメントは15日、BTSが13、14両日にワールドツアーの東京ドーム公演「LOVE YOURSELF~JAPAN EDITION」を開催し、計10万人の観客を集めたと明らかにした。
トップスターだけが立つことのできる東京ドームのステージで、BTSは「I NEED U」「RUN」「DNA」の日本語バージョンなど約30曲をライブで聴かせ、満員の観客を魅了。また、オリコンランキングで首位を獲得した日本ニューシングル「FAKE LOVE/Airplane pt.2」の収録曲「FAKE LOVE」のステージを初披露し、会場を沸かせた。
メンバーらは「以前からドームツアーのできる歌手になりたかったが、それがかなった。皆さんが誇らしく思える私たちになったこの瞬間が本当に幸せ」としてファンの応援に感謝を伝えた。
公演開催を前に、日本ではメンバーのJIMIN(ジミン)が過去に原爆のきのこ雲がプリントされたTシャツを着用したことが問題視され、右翼の攻撃にさらされたが、2日間の公演では懸念されていた会場周辺での大規模な嫌韓デモは見当たらなかった。
BTSは東京ドーム公演に続き、今月21日と23~24日に京セラドーム大阪、来年1月12~13日にナゴヤドーム、2月16~17日に福岡ヤフオク!ドームで公演する。チケットはいずれも完売している。