【ソウル聯合ニュース】韓国の7人組男性グループ、MONSTA X(モンスタエックス)が22日、ソウルでインタビューに応じ、セカンドフルアルバム「TAKE1.ARE YOU THERE?」について語った。アルバムは同日午後6時から韓国の音楽サイトで配信が開始される。
MONSTA Xは5月からソウルを皮切りに欧州、アジア、北米、南米の20都市でワールドツアーを行った。今月5~7日に幕張メッセで、10日に大阪城ホールで同ツアーの日本公演も開催した。
メンバーのウォノはニューアルバムについて「ワールドツアーと並行して準備した。長い時間をかけて準備しながら曲の質も高まった」と説明した。
ショヌは「フルアルバムをリリースするときは特にわくわくする」と感想を語った。
ニューアルバムでは光と闇、善と悪、生と死、その境界の全てのものを歌った。タイトル曲「SHOOT OUT」は喪失とさまよいのはざまで救いを求める心情を歌った。メンバー7人はミュージックビデオでキリスト教の七つの大罪である高慢、ねたみ、怒り、怠惰、物欲、貪食、色欲をそれぞれ表現した。MONSTA Xは元々男性性を強調するグループだが、今回は特に荒々しい魅力をセクシーに見せている。
I.M(アイエム)は「内面を正直に表現する素材は何か悩んだ末に七つの大罪を選んだ」と説明した。
パワフルなダンスと衣装も目を引く。キヒョンは「半透明の衣装は最も果敢な試みだった」と話した。
アルバム名「ARE YOU THERE?」の「YOU」が誰かとの質問にウォノは「自分自身の内面かもしれないし、自分を助けてくれる誰かかもしれない。こんなにつらく孤独なのに君はどこにいるのかという叫びだ」と答えた。
MONSTA Xは今年1年間の活動を振り返りながら「成長」という言葉を何度も使った。
ミニョクは「以前はステージが終わると、緊張しているせいで自分がどのように公演したか思い出せなかった。ワールドツアーをしながら、どんなジェスチャーや表情を見せれば歓声が上がるのか分かった。今後、ステージで見せることができるMONSTA Xの姿はさらに素敵になると思う」と自信をのぞかせた。
キヒョンは「自分がかっこいいと思ってこそ最高のステージになる。自信がないまま顔色をうかがいながら公演すれば観客も不便を感じ不快になる。ワールドツアーを通じ可能性を発見した。これからもやるべきことが多い」と語った。
ヒョンウォンは「自信を持ってもいいほどのステージを披露するのが僕たちの役目だ」と話した。
これからも見せるものが多いと語っているように、MONSTA XはK―POPグループとしては初めて米アイハート・ラジオの年末フェス「ジングル・ボール」に招かれた。ショヌは英国のバンド、PREPと共に26日にデジタルシングル「Don't Look Back」をリリースする。
ニューアルバムの予想順位を尋ねると、メンバーは「音楽配信サイトのチャートで40位」を目標に掲げた。
ミニョクは「デビューしたとき、『Trespass』が40位台にランクインした。その後、CDの売れ行きは良かったが音源の方はいまひとつだった。初心に帰るという意味で40位にランクインしたい」と述べた。
I.Mは「どんなに高いところにいても安住しない。これからもMONSTA Xを注目してほしい」と力を込めて語った。