ハロウィンは毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭りで、特に米国で民間行事として定着している。この日は老若男女を問わず、おばけなどの仮装をして楽しむ。韓国でもハロウィン文化が広まり、全国各地でフェスティバルが行われている。韓国で今年楽しめる主なハロウィン・フェスティバルを紹介しよう。
◆ロッテワールド
ロッテワールドは毎年ハロウィンの時期に合わせ、フェスティバルを開催している。今年で3回目を迎える「ホラー・ハロウィン:THE Virus 2018」は9月1日から11月4日まで行われ、昼間は老若男女誰でも楽しめるキューティー・ハロウィンが、午後6時以降には寒気がするような本格的なホラー・ハロウィンが、ロッテワールド内のあちこちで繰り広げられる。該当期間にはパーク全体がハロウィンの雰囲気が感じられるオブジェなどで飾られ、来園者もおばけやドラキュラなどの仮装をしてパーク内で写真撮影をするなど、人気を集めている。
◆エバーランド
エバーランドは2010年の「ホラー・ビレッジ」を皮切りに2011年には「ホラー・メイズ」、2014年には「ホラー・サファリ」、2017年には「ブラッド・シティ」など、毎年ハロウィンの時期に合わせ、ホラー・コンテンツを提供している。今年は11月11日まで「ブラッド・シティ・シーズン2」を開催するが、昨年初めてお目見えした「ブラッド・シティ」をアップグレードし、ホラー・コンテンツのノウハウを集大成。サファリ・ワールド、アマゾン・エクスプレスなどは「ゾンビ・ウイルスが広がり10年間閉鎖された都市」というコンセプトで照明、音響、特殊効果などにより恐怖感を増している。ライオンやトラなど猛獣たちが暮らしているサファリ・ワールドは毎晩、ゾンビたちがあふれる「ホラー・サファリ」に変身する。そのほか子どもたちも楽しめるよう、ハロウィンのキャラクターがパレードをする「ハッピー・ハロウィン・パーティー」が毎日開催される。
◆ソウルランド
京畿道果川市にあるソウルランドでは9月15日から11月4日まで、「ソウルランド・ハロウィン・フェスティバル」を開催する。テーマパーク内あちこちにハロウィンの雰囲気が感じられるオブジェが設置され、モンスターたちと一緒に楽しめるライブ・ミュージックやダンスパーティーなどが企画されている。そのほかにもドラキュラに拉致されたお姫さまを救出するミッションなど、老若男女を問わず楽しむことができるイベントや公演がある。
◆サンハ農園
毎日乳業の関連会社であるサンハ農園は、ハロウィンを控え、家族皆で楽しむことができる「さらに怖くなったハロウィンおばけ大騒動」と題するイベントを開催する。10月13日から28日まで3週間にわたり、サンハ農園で毎週末開催され、チケット売り場で「トゥントゥン魔法カード」を受け取り、偏食のクモおばけに正しいエサやり、魔女の果物工房の秘密ボックスの中の材料合わせ、ミイラサツマイモパン体験プログラムなどを楽しめる。
◆松島トリプルストリート
仁川・松島では、韓国にいる外国人も一緒に楽しめる「ハロウィン・フェスティバル2018」が開催される。参加者たちがハロウィンの仮装をして会場内を練り歩くハロウィン・コスチューム・パレードをはじめ、子どもたちが松島トリプルストリート内のショップを訪れ、キャンディーやチョコレートをもらう「トリック・オア・トリート」イベントも行われる。そのほかにもハロウィンの雰囲気漂う恐怖マジックショー、ゾンビダンスなどが企画されており、10月27日に松島トリプルストリートで開催される。