大統領府(青瓦台)が9月7日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領からの秋夕(中秋節、今年は9月24日)の贈り物を公開した。
このたび公開された今年の秋夕の贈り物は、済州道のオメギ酒(餅粟酒)をメーンとし、鬱陵島産のゴマナ、莞島産のカタクチイワシ、南海島産のワラビ、江華島産のエビなど、島でとれた天然の農水産物5種からなる。
秋夕の贈り物にそえられた文在寅大統領のあいさつ文には「われわれは今、世の中をあまねく照らしてくれる満月のように、ともにいい暮らしができる経済を目指し、汗を流しています。少しずつ情を分かち合えば、必ず実を結ぶことでしょう」「希望することが十分に成し遂げられることを願い、小さな真心を込めて、感謝の気持ちをお伝えします」と書かれている。
大統領府のイ・ジョンド総務秘書官によると、大統領府の秋夕の贈り物は、社会的に温かい関心と配慮が必要な一人暮らしの高齢者、片親の家庭、難病を患う人、認知症センターの従事者などに最も多く届けられる予定だという。