インタビュー:スエ「ベッドシーン、怖くなかった」

インタビュー:スエ「ベッドシーン、怖くなかった」

 女優スエが、映画で新たなキャラクターを演じたことについて「怖くはなかった」と打ち明けた。

 スエは8月22日午前、ソウル市鍾路区三清洞のカフェでインタビューに臨み、出演映画『上流社会』(ピョン・ヒョク監督)について語った。

 『上流社会』はそれぞれの欲望を抱えた夫婦が、美しくも醜い上流社会に入るため全てを投げ打つ中で展開する物語を描いた作品。スエは劇中、美術館の館長になろうともがく副館長ウ・スヨン役を演じた。

インタビュー:スエ「ベッドシーン、怖くなかった」

 スエは今回の作品で清純なイメージから抜け出し、「欲望」に向かって突き進む女性へと変身。大胆なベッドシーン、肌を露出するシーンに臨んだ。

 スエは「自分のイメージと異なるキャラクターを演じることへの怖さはなかった。ぎこちなく見えないよう伝えることが宿題だと考えた。こういう新たなキャラクターへの挑戦を自ら楽しむタイプだと思う」と語った。

 スエは映画の中で、夫チャン・テジュン(パク・ヘイル)ではなく、自分が展示会を準備している作家で元恋人でもあるジホ(イ・ジヌク)とのベッドシーンを披露する。

 スエは「キャラクターのラブシーンは理解していた。ジホと会う過程で、どうしても必要なシーンだ思い撮影した」「ベッドシーンについては撮影前にピョン・ヒョク監督と話し合い、配慮してもらった。現場で話が進められたら、私も女優として萎縮しかねないという思いがあった。また、スタッフさんたちも都合が悪くなりかねないので、事前に話を済ませ、現場では監督さんの配慮の中で気兼ねなく撮影できた」と説明した。

 さらにスエは「毎回、自分が知らない存在を演じている。前にやった医師もそうだったし、脱北者もそうで、いろいろな役への欲がある。今回演じたような野望を追いかけるキャラクターも挑戦だと思った。ためらうよりも、自分ができなかったところへ行けるんじゃないかと思って選んだ」とコメントした。

 なお、映画『上流社会』は8月29日公開。

キム・ミファ記者
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