蒸し暑い日が続き疲れがたまる今日このごろ、昼間には見ることができない漢江の風景を見に盤浦漢江公園を訪れてみてはいかがだろう。ソウル市は7月28日から10月27日まで毎週土曜日夜8時から、盤浦漢江公園で夜景の中に隠れた歴史・文化の物語を聞くことができる「漢江夜景ツアー」を実施する。イベント開催時間は夜8時から9時30分までで、ツアー1回当たり40人ずつ参加することができる。
「漢江夜景ツアー」の見どころは、美しい夜景の中に隠れた歴史・文化の物語を聞かせてくれる「専門解説士の話」だ。解説士はきらめく夜景の中に隠れた光や色彩、漢江にかかる橋、周辺の件チウ物、ソレ島や月光レインボー噴水など、これまで何気なく見ていたが知らなかったソウルの夜の話をじっくり聞かせてくれる。
◆漢江夜景ツアーのコース
漢江夜景ツアーのコースは、静かに夜景を楽しみながら物思いにふけることができる「ソレ島」をスタートし、花を形状化して造成した「セビッ島」で繰り広げられるメディアファサードを楽しみ、世界最長の噴水としてギネス認定された「月光レインボー噴水」の下で華やかな照明とバックミュージック、噴水ショーを鑑賞できるよう構成されている。また、漢江夜景ツアーで欠かせない場所が、まさに「ソウル夜トッケビ(おばけの意)夜市」だ。雄大な漢江を眺めながらグルメを楽しみ、さまざまな工芸品などを見て回ることができる。
◆漢江夜景ツアー申請方法
漢江夜景ツアーは夜間に実施されるイベントのため、成人(満19歳以上)が対象。保護者が一緒に参加する場合には、子ども連れでも申請することができる。参加費用は無料で、申請は7月20日からソウル市公共サービス予約システムを利用して行えばよい。ツアー1回当たりの定員は40人で、先着順に受け付けが締め切られる。