女優キム・ゴウンが、脚本家キム・ウンスクのドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(以下『トッケビ』)以降、悩みが多かったと打ち明けた。
キム・ゴウンは映画『辺山』公開を控えた6月27日午前、ソウル市鍾路区三清洞のカフェでインタビューに応じた。
2016年から17年にかけて放送され、大ヒットしたドラマ『トッケビ』の後、次回作として『辺山』を選んだキム・ゴウンは「悩みが多かった」と振り返った。
キム・ゴウンは「(『トッケビ』を終えて、次回作を決めるにあたり)かなり悩んだ。そんな中、『辺山』は私にとってまさにぴったりのタイミングでオファーがきた作品だと思う」と語った。
キム・ゴウンは「当時は自分にも癒しになるような作品があったらいいなと思っていた。さらに欲を出せる作品より、内容も楽しくて一緒に演技を配分しながらできる作品を求めていた。それが、当時の私にとっては最も必要だった」と告白した。
「へとへとに疲れ果てていたわけではない」というキム・ゴウンは「一人で背負う役をやったとき、どうしても受けてしまう圧迫感とプレシャー、大変なことを経験したから」とコメント。「『辺山』にはパク・ジョンミン先輩のほか、大勢の俳優が出演する。そういう風に、一緒にやり取りしながら楽しめる役をやりたいと思っていた」と語り、『辺山』は自分にとって癒しの現場だったと打ち明けた。
キム・ゴウンの新作映画『辺山』は、『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』、『朴烈 植民地からのアナキスト』に続く、イ・ジュンイク監督による青春3部作の3作目だ。物事がもつれにもつれた瞬間、初恋の相手ソンミ(キム・ゴウン)の小細工により、消し去りたい過去がある故郷・辺山に行くことになった若者ハクス(パク・ジョンミン)の、人生最大の危機を描く。7月4日公開。