映画『人狼 JIN-ROH』のキム・ジウン監督が、20日に開かれた同作のメディア配給試写会に出席し、日本のアニメーションを実写化する作業をしていてかなり悩んだと告白した。
同作を撮影していてどのような悩みがあったかという質問に対し、キム・ジウン監督は「マニアに崇められている原作なので悩んだ。実際、日本の傑作アニメを実写化することに失敗したケースは多い。作品に触れることはできないが、そういう点で『人狼』も同じことを言われるのではないかという怖さがあった」と答えた。
さらにキム監督は「原作のオーラを、韓国を舞台にして実写化する場合、どういったものを作り出して具現化すべきか相当悩んだ。特機隊の身体的条件があるので、身体的、ビジュアル的にも完ぺきな被写体が必要だった。そうして集めてみたので、本当に絵のような顔ぶれをキャスティングした。見た目がいいだけでなく…演技までうまい俳優たちの集う映画になることを望んだ」と語った。
『人狼 JIN-ROH』は今月25日に公開される。