イ・ヘヨン「画家になったのは娘の教育のため」=『人生酒場』

イ・ヘヨン「画家になったのは娘の教育のため」=『人生酒場』

 イ・ヘヨンが画家としての生き方について語った。

 19日放送のトーク番組『人生酒場』(tvN)にはオ・ヨンスとイ・ヘヨンがゲスト出演した。イ・ヘヨンはこの日、見事な絵の腕前で出演者たちを驚かせた。自分が描いた絵を数点スタジオに持ち込み、展示したものだ。

 幼いころから絵に関心があったイ・ヘヨンは、その気持ちを持ち続け、大人になってから美術の入試予備校に通ったという。イ・ヘヨンは「なぜ予備校に通うことにしたのかと言うと、友人に『油絵描ける?』『オイルペインティングのやり方知ってる?』と聞いたらみんな知らなくて。その友人が、まずは学校に通って基本から学んだらどうかと言うので、行くことになった」と打ち明けた。

 イ・ヘウォンは「美術の入試予備校に入学した。当時は朝9時に登校し、夜12時に帰宅していた。三日目に軍靴を描くことになったのだが、先生に素質があると言われた」とした上で「学生たちから、もしかして今回大学入学試験を受けるのかと聞かれるほど、一生懸命にやった」と語った。

 イ・ヘウォンは今の夫と知り合い、絵を描くことから少し遠ざかっていたが、思春期の娘のことを考え、再び筆を手にすることにしたという。イ・ヘヨンは「思春期の娘の教育方法について悩んでいた時期に、昼間何もしないでいる母親の姿を見せたくなかった。だからと言って芸能人としてやっていくわけにもいかないし。娘が部屋のドアを開けると私が絵を描いている姿がちょうど見えるような角度で絵を描いていた。いつも自分のために何かをしている母親だということを示したかった」と話し、人並みならぬ教育哲学を披露した。

 番組司会のシン・ドンヨプは「一番高く売れた作品はいくらなの?」と尋ねた。

 これを受け、イ・ヘヨンは「ニューヨークでいくつか売れはしたけれど、一番高く売れた作品は2000万ウォン(約200万円)ほど」と打ち明け、出演者たちを驚かせた。さらに「私はほとんど絵を売らない。私がとても大変だったときに描いた作品なので、夫が売らせないようにしている。その絵に全てを注ぎ込んだことを知っている夫が、売れないと言っている」と語った。

イ・ソンボン記者
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