インタビュー:クォン・サンウ「家族に『探偵なふたり』を見せたい」

インタビュー:クォン・サンウ「家族に『探偵なふたり』を見せたい」

 俳優クォン・サンウ(41)が主演映画『探偵なふたり:リターンズ』(イ・オンヒ監督)を妻で女優のソン・テヨン、息子ルッキ君に見せたい、という気持ちを打ち明けた。

 クォン・サンウは5月31日、ソウル市鍾路区八判洞のカフェで行われた映画『探偵なふたり:リターンズ』のインタビューに応じ、先のメディア試写会で「家族に見せたい映画」と語った理由を明かした。

 クォン・サンウは「撮影中、息子が現場にやって来た。パパが俳優だということをルッキに見せてやることができた」「息子が撮影現場が気になって来たがったら、オーケーしている。そのせいか、息子も今回の映画を気にしている」と語った。

 さらに「演技をしながらいつも考えていることがある。作品ではあるけれど、その中で不倫や荒っぽい役をやったら、妻が(映画を)見たとき嫌だろうと思う。当然だ。今回は家庭を守ろうとする夫を演じ、作品を見る妻が笑える要素がありそう。生きていく中で、自分と置き換えてみることができる要素がある。なので、ルッキと妻に見せたい」と説明した。

 クォン・サンウは『探偵なふたり:リターンズ』で演じたカン・デマンというキャラクターについて、実際の家庭生活とも無関係ではないと語った。「演技のために何かを準備するというのは、僕は共感できない。何であれ、自分の中にあるものだ。カン・デマンの中にクォン・サンウの姿もある」。劇中、カン・デマンは妻や息子、娘など家庭のためにわが身を燃やす。探偵になるという夢のため漫画喫茶をひそかに処分するが、家庭への愛も同じくらい大きい。

 クォン・サンウは妻ソン・テヨンのほか、息子のルッキ君や娘のリホちゃんの姿を公開している点についても、あまり気にしていないようだ。自然に暮らすのが好きで、俳優だからと言って敢えて見せようとしたり隠そうとしたりはしないという。そういうことは望んでいないとし、「自然に生きていくのがいい」とあらためて強調した。

イ・ギョンホ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース