女優キム・ヒエとキム・ヘスクが「BAZAAR」7月号のグラビアで、映画『HERSTORY』が伝える物語と、過去数十年にわたり女優として生きてきた自分たちの歩みを表現した。
映画『HERSTORY』に出演することになった理由について、キム・ヒエは「選択の余地はなく、これは私がやるべきだと思う作品だった。埋もれていた歴史的事件を映画と演技を通して伝えたい」と語った。キム・ヘスクは「果たして私がこの方の感情を表現していけるか、怖かった。けれど女優である前に韓国で生きている国民の一人として、この作品に参加しようという思いがあった」と語った。
また、貫禄ある二人の演技論も垣間見ることができる。キム・ヒエは「女優だからといって、感情の起伏に苦しんで部屋に閉じこもってばかりいては、いい演技は出てこない。日常をきちんと生きてこそ、いい演技が出てくると考えている」という言葉で、真剣味ある演技についての考えを披露した。キム・ヘスクは、自分が俳優業をしている理由について「何にしても、生きているということを最もリアルに感じるのは演技をしているとき。感情的にしんどい役をやりながらも、ずっと耐えることができる理由は、これが一番好きな仕事だから。今でも新しいキャラクターと出会ったら興奮する」と語った。