週末どこに行こうか悩んでいる人は、エバーランドのバラ祭りはいかがだろうか。バラ祭りは5月18日から6月17日まで、エバーランド内のバラ園で開催されている。
特に33周年を迎えた今年は、およそ6000坪(約1万9834平方メートル)のバラ園が大々的なリニューアルを経て、新たな姿を披露し、花と文化が結びついた華やかなフェスティバルとして戻ってきた。
◆新たに生まれ変わったバラ園
エバーランド・バラ祭りのメーンステージであるバラ園が、7カ月間にわたるリニューアル工事を終え、新たに生まれ変わった。バラ園の奥にあるバラ城の右手には高さ約5メートルの3階建ての展望台が設けられ、バラ園の全景はもちろん、夜間にエバーランドのマルチメディア花火ショーを高いところから眺めることができる名所として定着するものとみられる。
また、バラ園を横切るようにつくられた全長約70メートルの中央花壇には涼しげに水が流れる水路が設けられ、季節ごとにさまざまな花が植えられる。
◆バラ園にある四つのテーマガーデン
バラ園にある四つのテーマガーデンのうちビクトリアガーデンには、エバーランドが開発した新種のバラ12種はもちろん、ゴールデンセレブレーション(英国)、クイーンエリザベス(米国)、アイスバーグ(ドイツ)など、バラで有名な7カ国を代表するバラ70種余りが国家別に特別展示される。
また、ビーナスガーデンでは世界バラ協会が選定し、名誉の殿堂入りしたバラ13種、世界各国のバラコンテストで受賞した優秀なバラ35種を披露。迷路ガーデンは道に沿って果物や茶、没薬など、さまざまな香りを楽しめる、香りに特化したゾーンとして整備され、キューピッドガーデンは恋のキューピッドを思わせる赤くロマンチックなバラを展示している。
◆植物専門家とめぐるガーデンツアー
バラ祭りを迎え、28日から6月15日にかけて、平日にはエバーランドの開場時間より早く入場し、植物専門家とともにバラ園をめぐり、ミニガーデニング体験をしたり、ローズティーを試飲することもできるガーデンツアー・プログラムが特別に運営される。ガーデンツアー・プログラムはエバーランドのホームページで事前申請することができ、別途参加費が必要。