【ソウル聯合ニュース】米紙ワシントン・ポストは29日付(現地時間)の記事で、韓国人気グループの防弾少年団(BTS)が数々の「初」を経験し、新たな音楽の歴史をつくっていると報じた。
同紙は、防弾少年団が昨年に米国の音楽授賞式「アメリカン・ミュージック・アワード」でK―POPグループとして初めて公演し、つい先週には別の授賞式「ビルボード・ミュージック・アワード」でやはりK―POPグループとして初めてライブステージを披露したと紹介。
また、最新フルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」がビルボードの全米アルバムチャート「ビルボード200」でK―POPアーティストとして初めて1位を獲得し、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領がツイッターで祝福したことも詳しく伝えた。
防弾少年団の成功は「ARMY(ファンクラブ名)なしでは不可能だった」とし、「ARMYの情熱はジャスティン・ビーバーやテイラー・スウィフトのファンクラブに匹敵する」と評した。
これに先立ち、28日(現地時間)には米CNNテレビが米国でのK―POPブームを取り上げた。ビルボードのK―POPコラムニストは番組で、防弾少年団の韓国語のアルバムが全米チャート1位となったことについて「米国が、必ずしも英語の曲でなくとも、良い音楽に目と耳を開いたことを意味する」と説明した。これまで、K―POPに対しては曲の印象が似ているという批判もあったが、防弾少年団は曲を自作しK―POP市場に新たなスタンダードを提示したと評した。
このほか、米紙ニューヨーク・タイムズや日本の朝日新聞も防弾少年団のビルボードでの記録を詳しく伝えている。