『素敵な姉さん』チョン・ヘイン、「『大物』と言われると怖い」

『素敵な姉さん』チョン・ヘイン、「『大物』と言われると怖い」

「大物という修飾語は怖くて逃げたい」

 俳優チョン・ヘインは26日、ソウルの63コンベンションセンターで開かれたJTBCの金土ドラマ『よくおごってくれる素敵な姉さん』(以下『素敵な姉さん』)の記者懇談会にて、このように語った。

『素敵な姉さん』チョン・ヘイン、「『大物』と言われると怖い」

 『素敵な姉さん』は、4月21日の放送(第8話)で折り返し点を迎えた。俳優チョン・ヘイン&女優ソン・イェジンのリアリティーあふれる恋愛演技と、共感を刺激するアン・パンソク監督の演出力が調和し、視聴率・話題性どちらも高い。4月14日に放送された第6話の時点で首都圏視聴率は7%を突破し、グッドデータ・コーポレーションが発表したテレビ話題性ドラマ部門の結果では、4月に入って2週連続で1位になった。第9話からは、番組内で秘密の交際を続けてきたソ・ジュニ(チョン・ヘイン)とユン・ジナ(ソン・イェジン)が自分たちの関係を率直に告白する予定だ。

 デビュー6年目のチョン・ヘインは、ドラマの成功と共に「大物」へと浮上した。前作『賢い監房生活』にて、がさつで無慈悲な軍人を演じていたチョン・ヘインは、今回の『素敵な姉さん』では女心を揺さぶるかわいらしい男性へと変身した。チョン・ヘインは「実際、幽霊のように突然現れて人気を獲得したと思われる方も多いだろうが、これまで演技生活を送る中で1カ月以上休んだことはないくらい、黙々と演技を続けてきたと思っている」と語り、さらに「『大物』という修飾語には感謝しているが、率直に言ってとても重荷。『深刻なくらいに』怖い」と言って笑った。

 仕上げの撮影に臨んでいるチョン・ヘインは「『素敵な姉さん』は、僕自身が演じたドラマだけど、テレビの前では視聴者になれるようにしてくれる貴重な作品。一日一日に感謝して、楽しむ気持ちで撮影をしている。ドラマを撮影しながら、これほどまで幸せになれるとは思わなかった」と語った。

パク・ヒョンテク記者
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