俳優チョ・インソンが主役を演じる映画『安市城』(キム・グァンシク記者)の秋夕(中秋節。今年は9月24日)公開が確定した。映画制作を手掛けるNEWが18日に明らかにした。
映画『安市城』は、高句麗に侵攻した唐の大軍に立ち向かった安市城の88日間の戦いを描いた作品。チョ・インソンが安市城の楊萬春(ヤン・マンチュン)将軍を演じ、ほかにもナム・ジュヒョク、パク・ソンウン、ペ・ソンウ、オム・テグ、ソン・ドンイル、チョン・ウンチェ、ユ・オソンなどが出演した。
当時の戦いを再現するため、制作陣は合計およそ7万坪の敷地に、実際の高さを再現した11メートルの垂直の城壁セットや、韓国最大規模となる総延長180メートルの安市城セットを制作した。安市城の戦いの中心となるおよそ4万坪規模の「土山」セットも築き、臨場感を最大に高めた。
『安市城』は今月11日、カンヌ国際映画祭でおよそ100人のバイヤー向けにプロモーション上映会を開催。駐蹕山の戦いや夜間の攻城戦など、圧倒的なアクションシークエンスを含む映像を紹介した。
NEW側はこうした事実を伝え、『安市城』のプロモーションイメージも公開した。楊萬春将軍役のチョ・インソンの姿と共に、「われわれは降伏というものを学んだことがない」という強靭な意思を込めたコピーと「The Greate Battle」という英文タイトルが、悲壮な美しさを一段と引き立てている。