ソウルはコーヒー、釜山はお茶…地域別に見た飲み物の好みとは?

ソウルはコーヒー、釜山はお茶…地域別に見た飲み物の好みとは?

 韓国の人たちは、地域別に好まれる食事メニューがあるように、飲み物にも違いがあることが分かった。EDIYAコーヒーは2200店舗の2017年の年間飲料販売データを基に、地域別の飲料選好度を分析した。各地域でどんな飲み物が好まれているのか見てみよう。

【地域別に好まれている飲料】

◆ソウル
<コーヒー>

ソウルはコーヒー、釜山はお茶…地域別に見た飲み物の好みとは?

 ソウルはほかの地域に比べ、コーヒーの選好度が高かった。全メニューのうちコーヒー飲料の占有率が60%を超えたのはソウルだけ。ソウルのコーヒー飲料占有率は全国平均に比べ10%高かった。また、エスプレッソショットを追加する比率も最も高かった。

◆釜山
<ティー>

ソウルはコーヒー、釜山はお茶…地域別に見た飲み物の好みとは?

 釜山はお茶メニューに対する選好度がほかの地域に比べ、ずば抜けて高かった。釜山のお茶飲料販売比率は全国平均に比べておよそ20%高い。特にゆず茶など果物を使ったお茶や、果実のエキスとハーブなどを組み合わせたブレンドティーが人気だった。

◆済州
<ノンカフェイン>

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 韓国を代表するリゾート地に挙げられる済州道では、ノンカフェイン飲料を好む人が多かった。フラペチーノ、エード、フルーツジュース、シェイクなどノンカフェインメニュー群の占める割合が全国平均に比べ最も高かった。各メニュー群別に全国平均に比べ最低でも20%、最高で40%ほど高い。その一方、コーヒーメニューの占有率は全国で最も低い40%台にとどまっている。特に済州道は、温かいお茶より冷たいお茶のメニューが占める割合が全国平均を大きく上回っていることが分かった。

◆忠清・江原地域

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 忠清道・江原道地域の各メニュー群別占有率は、全体的に全国平均に近かった。忠清道では全飲料メニュー群7種のうちティー、エード、フルーツジュースの占有率が全国平均と同じだった。残る四つの占有率も全国平均と最低0.1ポイント、最高0.7ポイントしか違わなかった。江原道ではビバレッジメニュー群の占有率が全国平均と同じだった。残るメニュー群と全国平均との差は0.1-0.5ポイントに過ぎなかった。

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