ドラマ『秘密の森』、映画『1987』に大賞=百想芸術大賞

ドラマ『秘密の森』、映画『1987』に大賞=百想芸術大賞

 ソウル・COEXのDホールで3日午後に開かれた「第54回百想芸術大賞」では、『秘密の森』がテレビ部門、『1987』が映画部門の栄冠をそれぞれ手にした。

 テレビ部門では、tvN『秘密の森』が高笑いすることになった。同番組は最優秀男優演技賞にチョ・スンウ、脚本賞に脚本家イ・スヨン、そして大賞まで3冠の栄誉に輝いた。大賞の受賞のためステージに上がったイ・チャンホ・チーフプロデューサーは「隠れた主役たちがいる。大勢のスタッフの苦労があった。この作品を最初に見出してくれたペ・ドゥナ、番組になるようにしてくれたチョ・スンウなど、キャストの労苦があった」と語った。

 この日、テレビ部門の最優秀男優演技賞はtvN『秘密の森』のチョ・スンウ、最優秀女優演技賞はJTBC『ミスティ』のキム・ナムジュが獲得した。助演賞はtvN『賢い監房生活』のパク・ホサン、SBS『まずキスをしましょうか』のイェ・ジウォンが受賞した。

 映画部門では『1987』が賞を席巻した。大賞をはじめ最優秀男優演技賞、助演男優賞、脚本賞まで4冠を達成し、この日の主役になった。演出を担当したチャン・ジュンファン監督は「監督としては、いい物語に出会うことが最大の幸運。『1987』は、ありのままの人々が30年前に独裁と戦う中で作り出した、美しい物語だ。最近も、ろうそくを持って美しい物語が作られた。韓国国民の皆さんと大きな栄光を分かち合いたい」と語った。

 映画部門の作品賞は『南漢山城』が受賞した。最優秀男優演技賞には『1987』のキム・ユンソク、最優秀女優演技賞には『アイ・キャン・スピーク』のナ・ムニが輝いた。また『1987』のパク・ヒスンと『沈黙』のイ・スギョンがそれぞれ助演賞の栄誉にあずかった。

パク・ヒョンテク記者
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