MBCの月火ドラマ『偉大な誘惑者』(キム・ボヨン脚本、カン・イン演出)が自己最低視聴率を更新した。
4月30日に放送された『偉大な誘惑者』の全国視聴率は第29話が1.5%、第30話が1.7%を記録した(5月1日、ニールセン・コリア調べ。以下同じ)。これは、先週放送の第27話1.9%、第28話1.7%からややダウンした数字で、自己最低視聴率だ。
『偉大な誘惑者』は3月12日に視聴率3.6%でスタートした。俳優ウ・ドファンやRed Velvetジョイら10-20代に人気のスターが多数出演しているということで期待を集めたが、繰り返しのストーリー展開で物足りなさを感じさせている。しばらく2%台だったが、折り返し地点を過ぎて1%台に数字が落ち込んでいる。そして今回、『20世紀少年少女』が記録したMBCドラマの過去最低視聴率(1.8%)も更新してしまった。
『偉大な誘惑者』はきょう(5月1日)の第31話と第32話で放映終了となる。2000年の視聴率集計開始以来、地上波3局を通じて最も低いドラマ視聴率は昨年放送されたKBS第2『マンホール~不思議な国のピル~』の1.4%で、『偉大な誘惑者』と0.1ポイント差しかない。
一方、同時間帯に放送された『私たちが出会った奇跡』(KBS第2)第9話は自己最高視聴率の11.9%、SBSの『EXIT』(全4話)は第1話が4.8%、第2話が5.2%だった。