【ソウル聯合ニュース】韓国のイ・チャンドン監督の映画「ペパーミント・キャンディー」(1999年)が、26日からリバイバル上映される。シネマコンプレックス(複合型映画館)大手CJ CGVのインディーズ映画・芸術映画専門館、CGVアートハウスが16日、韓国映画史を輝かせた作品をデジタル修復版で再上映するプロジェクトの一つとして、同作品を4Kデジタル修復版で再上映すると伝えた。
「ペパーミント・キャンディー」は、40歳の男(ソル・ギョング)の歳月を、節目となった七つの時空にさかのぼっていく構成となっている。1980年に光州で起きた民主化運動により、男はその後20年、トラウマを抱え続けている。歴史の痛みが一人の人間の人生をどう変えたを描いた。共演は女優ムン・ソリ。
第4回釜山国際映画祭で韓国映画として初めてオープニングを飾り、カンヌ国際映画祭の監督週間部門に招かれるなど、主要な映画祭で作品性を高く評価された。