【ソウル聯合ニュース】韓国内での韓国映画の観客動員数が3月に大きく増加した。
映画振興委員会が12日に発表した「3月の韓国映画産業決算」によると、先月の映画館全体の観客動員数は前年同月比7.6%減の1280万人、売上高は7.9%減の1037億ウォン(約104億円)だった。
このうち韓国映画の観客動員数は791万人で同81.1%増、売上高は632億ウォンで同81.5%増となった。
全体に占める韓国映画の観客動員数の割合は61.8%、外国映画は38.2%。
外国映画の観客数は同48.5%減の489万人、売上高は同47.9%減の405億ウォンだった。
春は映画館の閑散期にあたるが、韓国映画が好調だったのは「いま、会いにゆきます」(以下原題)「リトル・フォレスト」「消えた夜」「相性」などさまざまなジャンルの作品が公開され、観客の選択の幅が広がったため。これら4作品は観客動員数が100万人を超えた。
また、ハリウッド大作「ブラックパンサー」と「レディ・プレイヤー1」がそれぞれ2月中旬と3月末に公開され、公開時期が韓国映画と重ならなかったことも観客数増加につながった。