女優ソン・ソンミの夫を殺害するようそそのかした罪で起訴された39歳の被告が、一審で無期懲役の判決を受けた。
11日の『ニュース1』の報道によると、ソウル中央地裁刑事合議21部(趙義衍〈チョ・ウィヨン〉部長判事)は同日、殺人教唆などの罪で逮捕・起訴された被告に対し、検察の求刑通り無期懲役を言い渡した。
また、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(詐欺)等の罪で同じく起訴された被告の父親に対しては懲役3年を言い渡した。私文書偽造等の罪で起訴された法務士(司法書士に相当)に対しては懲役1年6カ月を言い渡した。
同裁判部は「犯行の悪質さや殺害方法の計画性、残酷さなどから、酌量し難い。にもかかわらず被告人は、財産は正当に贈与を受けて殺人は自分と無関係だと、終始犯行を否認し、反省していない」と判示した。