映画祭に招待の韓国7作品 北京で上映=「限韓令」後で初

【北京聯合ニュース】北京国際映画祭の開幕(15日)に先立ち、招待された韓国映画の事前上映が6日から中国・北京市内で始まっている。

 米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発する中国当局が昨年、韓流コンテンツを締め出す「限韓令」を出して以来、韓国映画が中国で上映されるのは初めて。昨年4月の北京国際映画祭では韓国映画は1本も上映されなかった。

 22日まで開かれる今年の北京国際映画祭には、韓国からホン・サンス監督の「それから」「クレアのカメラ」、リュ・スンワン監督の「軍艦島」(原題)など映画・アニメーション7作品が招待されている。

 北京の映画関係者らによると、6日の「クレアのカメラ」を皮切りに、7日に「それから」、8日に「軍艦島」などが一般向けに事前上映される。

 韓国映画が中国で久しぶりに上映され、限韓令の解除への期待も生まれている。先ごろ中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」でパク・ヘジンとオ・ヨンソ主演の映画「チーズ・イン・ザ・トラップ」(原題)の放映が決まり、杭州のアニメフェスティバルで韓国ブースの設置許可が下りるなど、韓中の文化交流が回復の兆しをみせている。

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