ソヒョン「北朝鮮の歌手たちが『お姉さん』と呼んだ」

平壌公演エピソード語る

ソヒョン「北朝鮮の歌手たちが『お姉さん』と呼んだ」

 歌手ソヒョンが韓国芸術団の1人として平壌公演に参加した感想やエピソードを語った。

 ソヒョンは5日に放送された夕方のニュース番組『ニュースコンサート』(MBC)に出演、「2018南北平和協力祈願平壌公演-春が来る」に出演した感想やエピソードを公開した。ソヒョンは今回の平壌公演で司会を務め、約2時間にわたり休むことなく北朝鮮の観客の前に立った。

 ソヒョンは公演の最後で涙を見せたことについて、「万感の思いがよぎりました。フィナーレを飾るところで合唱をしながら観客の皆さんを見たら、観客の方々の目もとがぬれていたので、涙が出ました。思いが感じられる拍手でした」と言った。

 ソヒョンは2月にソウルで行われた北朝鮮芸術団のソウル公演に出演したが、「ソウル公演で歌手ソン・ヨンさんと歌を一緒に歌い、ハグもしました。その時『必ずまた会いましょう』とお互いに言いましたが、本当にこんなに早く再会できるとは思いませんでした。リハーサルの場でソン・ヨンさんの所に走って行って抱き締めると、ソン・ヨンさんは『もっときれいになりましたね』と言ってくださいました」と特別な思いを口にした。

 そして、「(公演後)食事会があったのですが、その時、さらにたくさん話ができました。北朝鮮の歌手の皆さんは『オンニ(お姉さん)』とおっしゃいました」と公演後の裏話も明らかにした。

 最後に、ソヒョンは「私にとって平壌公演とは、私の生涯で本当に忘れられない贈り物だったと思います」と語った。

キム・ウンヘ記者
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