平昌冬季オリンピックを通じ、韓国料理が広く海外に伝えられた。ニュージーランドのメディアが「平昌オリンピックの真の勝者は韓国チキン」と報じたほどだ。韓国のチキンメニューはすでに中国や東南アジアを中心に「新韓流」の旗手として広まっている。多くのチキンチェーンが次々とさまざまな形態や味のチキンを開発し、韓国ならではの独特なチキン文化を作り上げていると評価されている。
bhcチキンが最近売り出した「カルビレオ」は、韓国を代表するカルビとチキンを組み合わせた商品だ。bhcチキンの関係者は「『カルビレオ』は歯ごたえがあってやわらかい国産鶏もも肉、むね肉を使って、bhcチキンならではのソースでカルビ焼きの味をしっかりと再現したベイクドチキン。発売するやいなや、甘みと塩加減が絶妙なタレに香ばしい風味が感じられる、やわらかく歯ごたえのあるメニューということで、消費者間の口コミで広がり、ホットなチキンとして注目されている」と主張。この関係者は「特に『カルビレオ』のテレビCMが流れるようになり、人気はよりいっそう上昇してる。コメディアンのチョン・ソンホと俳優チョン・サンフンが出演する今回のCMは、映画『犯罪都市』のワンシーンを連想させる気の利いた構成、セリフによって、『グリルでしっかり生かしたカルビ本来の味』という商品のコンセプトをおいしそうに表現し、消費者たちに強い印象を与え、メッセージを伝えている」と紹介した。
bhcチキンは辛い味が好きな顧客のために「ホット・カルビレオ」も開発。「ホット・カルビレオ」はベトナムの唐辛子テンチョを使って作ったタレでうま味を出しており、うま味のある辛さが特徴だ。bhcチキン側は「消費者たちが好きで慣れ親しんでいるカルビの味をしっかりと具現したことで、よい評価を受けているようだ」とコメント。bhcチキンの関係者は「韓流ブームでチメク(フライドチキン&ビール)に対する関心が高まり、韓国を訪問する外国人にとって、今やチメクは観光商品の一つとして定着している。韓国を代表するチキンとカルビ味が調和を成しているカルビレオは、韓国の消費者だけでなく、外国人にもピッタリの人気メニューに成長するものと期待される。bhcチキンはこれからも韓国料理の世界化の主役としてチキンが台頭できるよう、国内外の消費者が共感できるような、さまざまな商品の開発に注力していく方針だ」と話している。