「申し上げることはありません」
ホン・サンス監督と妻の離婚をめぐる訴訟の第2回弁論期日(非公開)で初めて実現した双方の弁護人の対面は、わずか7分で終わった。
23日午後2時9分、ソウル市瑞草区良才洞のソウル家裁第201号法廷にて、ホン・サンス監督と妻の離婚訴訟の第2回弁論期日が非公開で開かれた。
ホン・サンス監督と妻は出席せず、双方の弁護人が出席する中で開かれたこの日の弁論期日は、わずか7分で終わった。
この日の第2回弁論期日は、これまで弁護人も選任せず無対応を貫いてきた妻側が初めて弁護人を立てて対応し、注目されていた。
しかし裁判は瞬く間に終わり、双方とも、裁判の進行状況や立場について尋ねる取材陣の質問には特に答えることなく裁判所を後にした。
先に法廷から出てきた妻側の弁護人は、取材陣の質問に沈黙したままだった。遅れて出てきたホン・サンス監督側の弁護人も、「申し上げることはありません」と答えただけだった。ただし、最近持ち上がっていたホン・サンス監督と女優キム・ミニの破局説に関しては、「まだ付き合っておられるようだ」と短く答えた。
ホン・サンス監督は2016年11月に妻を相手取って離婚申請を出したが、調停が成立しなかったため、1年以上にわたって離婚訴訟を行っている。