社会服務要員として勤務しているBIGBANGのT.O.Pが、新曲の音源発売をめぐる論争に巻き込まれた。
BIGBANGは今月13日、各種オンライン音源サイトを通して新曲「Flower Road」を発売した。YGエンターテインメントによると、「Flower Road」は2016年発売の『MADE』アルバム制作当時、メンバーらが韓国軍入隊を念頭に置いて作った曲で、メンバーの率直な気持ちを収めたナンバーだ。
BIGBANGメンバー5人が完全体で披露する「Flower Road」が公開されると、1週間にわたり音源チャート首位に立ち続けるなど、大きな人気を集めている。
しかし、「Flower Road」に社会服務要員のT.O.Pが参加していることが問題になった。一部のネットユーザーは、社会服務要員として勤務しているT.O.Pが「Flower Road」に参加したことは営利活動だとして、問題を提起した。社会服務要員服務管理規定28条によると、社会服務要員は服務中に兼職できない。ただし、代価を伴わない非営利機関で行う奉仕活動は可能だ。
竜山区庁側は、音源が発売された翌日の14日、軍人身分のT.O.Pがアルバム活動を行うことについて問題の把握に乗り出した。
竜山区庁の関係者が19日に明らかにしたところによると、竜山区庁はT.O.Pが兼職禁止規定に違反して営利活動を行ったかどうか、兵務庁に確認を要請している状態だ。YGエンターテインメントは、これについて別段立場を明らかにしていない。
T.O.Pは昨年2月、軍で服務するかわりに警察で勤務する義務警察として現役入隊したが、かつて歌手練習生と共に大麻を吸引した疑いで裁判にかけられ、一審で懲役10カ月、執行猶予2年を言い渡された。その後、社会服務要員に転換となり、1月26日から竜山区庁に出勤している。