歌手イ・ソニとチョー・ヨンピルが韓国を代表するアーティストとして、4月に北朝鮮で開催される韓国の芸術団による平壌公演のステージに立つ。
スターニュースが19日に取材を行った結果、2人は南北首脳会談を前に開催される韓国の芸術団による平壌公演に出演することが分かった。
イ・ソニとチョー・ヨンピルの平壌訪問は今回が初めてではない。イ・ソニは2003年に平壌で行われたSBS統一音楽会のステージで、「美しい山河」や「Jへ」などを歌った。一方、チョー・ヨンピルは2005年にコンサートを開催した。
これに先立ち、北朝鮮芸術団「三池淵管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長は2018年平昌冬季オリンピック開幕前、北の芸術団による公演に関する実務接触のため、事前点検団とともに韓国を訪れた。
平昌冬季オリンピック開幕前の今年2月、北朝鮮芸術団は二日間にわたり、江陵アートセンターやソウルの国立劇場ヘオルム劇場でオリンピックの成功を祈願する公演を開催した。北朝鮮芸術団は当時、イ・ソニの「Jへ」、チェ・ジニの「愛の迷路」、シム・スボンの「男は船、女は港」など、北朝鮮で人気のある韓国歌謡10曲余りを歌った。
一方、20日午前10時から、板門店の統一閣で南北芸術団による実務接触が行われる。統一部(省に相当)によると、歌手ユン・サンが韓国側の首席代表を務める。北側からは三池淵管弦楽団の玄松月団長、キム・スンホ行政副団長、舞台監督アン・ジョンホをはじめ、支援メンバーらが出席する予定だ。大衆文化の関係者が南北間の接触で首席代表を務めるのは今回が初めて。