三一節:チェ・ヒソ、日本語で安重根について伝える

三一節:チェ・ヒソ、日本語で安重根について伝える

 三一節(独立運動記念日、3月1日)を迎え、女優チェ・ヒソが日本語で安重根(アン・ジュングン)について伝える。

 誠信女子大教養学部のソ・ギョンドク教授の研究チームが1日午前発表したところによると、三一節を迎え、チェ・ヒソが「世界平和を夢見る安重根」と題する動画の日本語ナレーションに才能寄付(プロボノ=各分野のプロ・専門家が知識・経験を生かして社会貢献するボランティア)で参加したという。

 今回の動画は5分ほどで、ユーチューブやフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて公開されている。主な内容は、安重根が受けた裁判の意義や死刑宣告を受けた後、この世を去るまでの姿、旅順刑務所の刑務官との逸話や安重根に対する世界の評価など。

 ナレーションを務めたチェ・ヒソは「日本による植民地支配からの独立を超え、世界平和を目指した安重根義士の願いが広く伝わるようにという思いで収録に臨んだ。多くの日本人視聴者の皆さんに見ていただきたい」とコメントした。

 なお、今回の動画は昨年ミュージカル『英雄』で安重根役を演じた俳優アン・ジェウクが韓国語バージョンで才能寄付をしており、話題を集めた。

イ・ギョンホ記者
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