新水木ドラマ『Mother』(tvN)のキム・チョルギュ・プロデューサー(PD)が、18日午後開かれた同ドラマの制作発表会で、「日本のドラマをリメイクする中で、韓国のセンスを込めた」と語った。
リメイクの方向性を尋ねる質問に対し、キム・チョルギュPDは「原作の名声と作品性が高いので、リメイクの負担になった。原作が素晴らしい作品なので、原作の基本的な枠組みはほとんどそのまま持ってくることにした」と答えた。
キムPDは、「ほかの日本のドラマでもそうだったが、原作を見ると日本ドラマ特有の感覚がある。よく言えば淡泊、簡潔、シンプルで、じめじめしてない。逆に別の見方をすると、ドライで人情味に欠ける。もっと泣いて、もっと与えたらいいのに、余白がなく淡泊に整理してしまっている」と説明した。
ここでキム・チョルギュPDは「私たちは、このドラマの枠組みに韓国的な感情をどのように加味するか、非常に悩んだ。原作ドラマの基本的枠組みを維持しながらも、韓国人が共感できる豊かな感性をもっと強く、底のところまで濃くしていこうとした。涙もので胸に響く場面ができあがるよう作業している」と伝えた。
『Mother』は、母親になることには冷淡な先生と母親に捨てられた8歳の少女が、本当の母子になるため偽りの母子として生きる様子を描いた、胸を衝くラブストーリー。女優イ・ボヨン、イ・ヘヨン、コ・ソンヒなどが出演する。