【ソウル聯合ニュース】韓国映画「神と共に―罪と罰」(原題)の観客動員数が1200万人を突破した。配給会社が11日、明らかにした。
これにより、同作の観客動員は「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016年公開、1157万人)と「ブラザーフッド」(04年公開、1174万人)を抜いて歴代10位になった。
「神と共に」は韓国映画では初めて前編と後編が同時に製作され、後編は今年夏に公開される。総製作費は約400億ウォン(約42億円)で、1編当たりの損益分岐点は600万人動員だ。前編の観客動員数が1200万人を超えたことで、2作分の製作費を回収できた計算になる。
漫画家チュ・ホミンの同名の人気ウェブ漫画を原作とする同作は、死者が四十九日までに冥土で7回の審判を受ける過程を描いたファンタジー映画。俳優のハ・ジョンウ、チャ・テヒョン、チュ・ジフンらが出演する。
同作は台湾で興行ランキング1位を記録したほか、香港では全53館の映画館のうち51館で上映されるなど、アジア圏でも人気を呼んでいる。