『ゴールデンスランバー』カン・ドンウォン「観客が共感してくれれば」

『ゴールデンスランバー』カン・ドンウォン「観客が共感してくれれば」

 俳優カン・ドンウォンが映画『ゴールデンスランバー』で観客の感情移入や共感を引き出すだろうと、期待が集まっている。

 映画配給会社のCJエンターテインメントは10日午前、『ゴールデンスランバー』(ノ・ドンソク監督)で主役を演じるカン・ドンウォンのスチールカットを公開。併せて劇中での役割を紹介した。

 『ゴールデン・スランバー』は、光化門で発生した大統領候補暗殺事件の犯人に仕立て上げられた男の逃走劇を描いた作品。カン・ドンウォンの新作で、2018年初のカン・ドンウォン作品でもある。ここにキム・ウィソン、ハン・ヒョジュ、キム・ソンギュン、キム・デミョンまで加勢したゴールデンキャスティングで話題を集めた。

 各作品で果敢な変身を遂げて観客の心をつかんできたカン・ドンウォンは、『ゴールデンスランバー』にて、わけも分からないまま大統領候補暗殺事件の犯人に仕立て上げられた宅配ドライバー、ゴンウを演じる。自分自身より他人のことを先に考える配慮の心や、人に対する信頼を失わない強い意志を持った人物だ。

 カン・ドンウォンは「無念な事件を経験した人の物語を、今の時代に合わせてうまく表現した作品だと思う。観客が『実際にこういうことがあり得るかもね』と、ゴンウのくやしさに感情移入して共感できることを望む」と、作品に対する真剣な思いを語った。カン・ドンウォンは、一段と成熟した感情演技を通して、観客に深い共感と余韻を伝えるという。

 『ゴールデンスランバー』は、2月14日から公開される予定。

イ・ギョンホ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース